シングルス バックハンドストロークの速い深いボール対応
◎下がらないでライジングで返球したい!
体の前で打点が取れない方は、バウンド時にターンする方が多いです。相手インパクト時に動き出し+ターンを!
○ターン→下半身の横向き(場合によっては前向きのままでも)+上半身の捻り(肩入れ)
苦しいボールなので、フルターンである必要はない
サーフェスが速いコート・ボレー対ストローク・相手のボールが速い時
などにいい練習になります。
ハイレベルシングルス 遠いボールの対応
◎上手く凌いでイーブンラリーに戻したい
○オープンスタンス
・ターン状態で走りたい
・スイング直前まで維持↑
・打点のけっこう前からスライドフットワーク
・打点が体の横ならばダウンザライが1番ボールが伸びる
・センター強打は↑↓どちらからでも可能
・ボールの外後ろを打てるのであれば、クロスor角度チャンス
○スライス
・ターン状態で走りたい
・打点のけっこう前からスライドフットワーク
・何かしらの回転を掛けてボールを滑らせたい
ハイレベルシングルス
強い人=総合力が高い
総合力…
・心技体の基礎力
・戦術
・試合経験
など
ちなみに、基礎力が、高ければ戦術必要ないので。
勝てない方で、基礎力を軽視し、戦術で勝とうとする傾向がありますが、より厳しくなります。
自分が上のステージに上がるためには、そのステージで必要な基礎力をまずは養うこと。※基礎力ご高ければやれる戦術も増えますので
基礎力=体の使い方練習(体の連動、回転の掛け方など)+どれだけ打点が正確に取り続けられるか(振り回し練習など)
シングルス 主導権からの展開
◎さらに相手を追い込むことができるか!?
サーブやリターン、ストローク戦から主導権を握った所からどのように展開するのか?
主導権を握れるボールを繋げていては自分が苦しくなります。
方法としては
・深い伸びる生きたボール(コースはどこでも)→相手が打点が遅れる
・強打(できたら動かしたいが、あえてのボディもあり)→打点遅れるor弾き出す
・外出し角度(相手を動かしてミスさせるorオープンコート作り)
上手く行けば、相手がミスをするか、最終的にはネットプレーへと繋がると思います。
シングルスゲーム+メンタルテスト
◎これ、絶対に受けた方が良いです。まずは自分のメンタル状態を知ろう!
あらゆるスポーツで、プロ選手も使うメンタルテストを使い、
12項目
5種の分類
現在の自分のメンタル状態を知っておくべき。何が高くて何が低いのか?顕著に分かります。それを知って、対応策を考える。
ついでに、戦術もやらないといけなくて、戦術セオリーにを知るのも良いですよ!
シングルス戦術(相手の苦手利用)
◎横に動かす戦術。相手が左利きならば反転して利用!
相手苦手とは?
今回は、相手のバックハンドストロークが苦手という設定で
①相手苦手に集め続ける
→ミスする、甘くなる、攻められることが少ない
②相手苦手→オープンコート(相手得意)
→相手苦手から、甘いボールが来たら走らせる、動かす。相手得意を潰す。
③相手得意→苦手
①②で相手は苦手をカバーしようと寄るので、1回相手得意にしっかり動かし、苦手を開ける。
ハイレベルシングルス ひたすらアドバイス
○アドバイスした事例
・今回の参加者全員フォアハンドストロークが良かったので、「バック狙い」はマスト
・5球ラリー→5球ラリーを成立させるなかで、いかに相手を崩すか、ミスさせるか
・いかにサービスゲームをキープするか?レベルが上がると簡単にはブレイクでかませんので、いかに自分のサービスゲームをキープするか?→サーブ力と3球目の展開力!
ハイレベルシングルス(様々なポイントパターン)
◎ハイレベルな戦いでは動き合いながら
①センターラリーから
・センターラリーからどれだけ角度が付けられるか
②クロスラリーからダウンザライン
・クロスラリーで優位に立ちたい(深さ、外だし、安定感など)
・ストレートへの展開は外から中へ巻き込む(クロスラリーで優位orカウンターなど)
③ストレートからの展開
・ストレート展開はサイドアウトするならセンターに飛んだ方がいい
・受ける側はクロスにカウンターか手堅くストレート戻しか
④回り込みフォアから
・逆クロスが打ちやすいが拾われやすい、ダウンザラインは決まりやすいがネット高くベースラインまで短くサイドアウトあり、混ぜたい
・受ける側はカウンター狙い
⑤アプローチからネット
・アプローチからネットは弱気で出ると抜かれやすい
・パッシングはまずは枠の中に
ハイレベルシングルス サーブ+3球目
◎サーブも3球目もまだまだ精度を上げたい(基礎練習もっとしてください)
テニスは4打目までに70%のポイントが決まり、そのポイントを多く取った方が90%勝つと言うデータがあります。
サーブのコースを考えている方は多いと思いますが、そもそも3球目まで考えてなかったり、3球目との組み合わせを考えられていない方が多いと思います。
◎サーブ基礎
×手で後ろから前に振る(手で飛ばす)
○手以外を使ってボールを飛ばす
・ねじり戻し
・足キック体当たり
・反り戻し
↓
手を回転をかける事に使える
↓回転の掛け方は下に
①ファーストサーブは最低でも60%以上入るもの、理想は75%
伸びキレ変化などあり
センターワイドボディの3コースに打ち分けられること
②3球目
基本的にはオープンコートの後ろ四角4/1の中心に打っていく
○パターン
・バック→バック
※相手バックが苦手そうなら
サーブも3球目もバック集め
※セカンドサーブはまずこれ
・ワイド→ワイド
サーブで外に出して、3球目も外に出して、走らせる
・センター→散らし
センターサーブのリターンはセンターに戻るセオリー利用
・ボディ→散らし
ボディに綺麗に入ると、詰まって返球されるので、伸びないボールを足を使って先手を取りたい!
○サーブの時計オススメ
※左肩の開く開かないとスイングワークでコントロール
↓分かりやすい比較
フォアサイド
・ワイド…左肩開く、スイング右から左に巻き込み
バックサイド
・ワイド…左肩開かず、スイング左から右に
シングルス バックハンドストロークでクロスから回り込みフォアハンドでストレート展開
◎回り込みフォアハンドの判断が重要
○クロスへボールを飛ばすのはボールへの入り方
※右利きで説明
・手で左から右に×
・ボールの左後ろから入る
・ボールの左後ろ面を下から上にラケット面で包む
ストレートとクロスではボールの入り方が違う!
◯バックハンドクロスラリーで相手に回り込みフォアハンドを使えるボールを打たせるために
・伸びる深いボールで打点を遅らせセンターに打たせる
・外に出してボールの外から入れないとセンターにボールが来る
○回り込みフォアハンドでストレート展開
・コートを縦に3等分して中央の3/1は回り込みフォアハンドを使いたい
・ボールの右後ろor裏面を包みたい
・後ろから前への抜け→ボールの伸び
ハイレベルシングルス 打ち込みの+ネットプレーメイン
◎ネットプレー、ボールを良く見てコートの内側に!
○打ち込み
・ボールより先回りする動きと、準備
※死に球だとナメてボールに合わせて動く方が多いです
・ボールとの距離とタイミング
※時間掛かります、自分で掴む
・自分からボールを飛ばすことができる正しい打ち込みの体の使い方
(スタンス、後ろ足のため、ターン、スイングは少し上に)
・全身を使ってラケットヘッドが走っている状態の維持
・ライン際など狙わず、コートの内側に3打を掛けてポイントを取るつもりで
○ネットプレー
・打ち込みで勝てていれば、ネットプレーは簡単なボールを処理するだけ
・打ち込み同様、コートの内側にキッチリと
・死んでるボールも多いので、最後まで足を動かすことと、目をボールから離さないこと
シングルス 相手を動かす練習
◎相手を動かしてミスをさせたい、甘いボールを打たせたい
○横4/1
クロスとストレートの打点の入り方と包み方
・クロス
ボールの外後ろから入り、ボールの外後ろを打つ
巻き込める(スピン)とより相手を外に出せる
・ストレート
ボールの後ろから入りボールの後ろを打つ
(巻き込めるとサイドアウトのリスクが減ります)
◯前後4/1
高弾道高回転ボールや深く伸びるボールで相手のポジションを下げたい
↓
サービスラインまでに2バウンドするドロップショット(上から下や横スライド)
飛ぶラケット主流の昨今では、使いたい戦術。